ラミネート加工
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ラミネート加工とは、薄い各種専用のフィルムを印刷物に貼付ける作業のことです。
運転免許証・診察券など、汚れ防止、改造改ざん防止、防水のためにラミネート加工が施されています。
ラミネートフィルムは、目的・用途別に多くの種類があり、ほとんどの印刷物に対応します。例えば、屋外掲示用ポスターには、防水・色褪せ防止・強度補強などの施されたラミネートフィルムを使用します。
又、飲食店でよく見かける見開きサイズのメニュー等は、ホットラミネート加工が施されています。これにより、防水性が確保でき、また飲食関係のお店でもっとも大事な清潔感をアピールすることが出来ます。 |
パック式ラミネート加工
パック式ラミネート加工とは、よく見かける2枚1シート状のフィルムを加熱プレス ラミネート機で、サンドイッチする加工の仕方です。
フィルムサイズは、名刺サイズ〜A3ノビ版まで対応し、フィルム厚も100μ・150μ・250μと多数あり、フィルムの仕様も両面光沢・両面つや消し・片面光沢片面つや消しなどが在ります。目的用途により、使い分けてラミネート加工を施します。
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ロール式ホットラミネート加工
ロール式ホットラミネート加工とは、大判のロールフィルムを使って上下面加熱加圧ラミネート機で加工します。
フィルムサイズは横幅〜1,400mm(54インチ)まで対応し、長さは自由です。
フィルム厚は、32μ・100μ・150μ・250μと多数あり、仕様も光沢・つや消し等があります。通常は、大判ポスター出力後の大判ラミネート加工の時に使います。又、長尺出力に適しています。
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コールド式ラミネート加工
主に業務用に使用される加工方法で、大きなサイズの原稿や、厚みのあるものに適しています。
常温でラミネートしていくので耐熱性のない対象物にもラミネートすることが出来ます。
表面PP加工・UV加工・マット加工など種類も豊富で、さまざまな用途に利用されています。
しかしながら、ホットラミネーターと比べると機械設備、フィルムも高価です。 |
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